印西市議会 > 2022-12-06 >
12月06日-05号

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  1. 印西市議会 2022-12-06
    12月06日-05号


    取得元: 印西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    令和 4年  第4回定例会(12月定例会)       令和4年第4回印西市議会定例会 議事日程(第5号)                             令和4年12月6日(火)午前10時開議日程第 1 会議録署名議員の指名日程第 2 一般質問  『個人質問』      16番 松 尾 榮 子       1番 柿 原 健 一      12番 海老原 作 一      11番 岩 崎 成 子日程第 3 休会の件出席議員(22人)   1番   柿   原   健   一       2番   梶   原   友   雄   3番   藤   江   研   一       4番   松   本   有 利 子   5番   伊   藤   真   一       6番   稲   葉       健   7番   小   川   利   彦       8番   米   井   重   行   9番   櫻   井   正   夫      10番   浅   沼   美 弥 子  11番   岩   崎   成   子      12番   海 老 原   作   一  13番   近   藤   瑞   枝      14番   藤   代   武   雄  15番   増   田   葉   子      16番   松   尾   榮   子  17番   軍   司   俊   紀      18番   金   丸   和   史  19番   板   橋       睦      20番   山   田   喜 代 子  21番   玉   木       実      22番   中   澤   俊   介欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市  長   板   倉   正   直     副 市 長   杉   山   甚   一 総務部長   岩   﨑   博   司     企画財政   小   林   正   博                          部  長 市民部長   吉   林   由 美 子     環境経済   岩   井   大   治                          部  長 福祉部長   富   澤       実     健  康   岡   本   一   弘                          子 ど も                          部  長 都市建設   櫻   井       敦     上下水道   笛   田   和   人 部  長                     部  長 教 育 長   大   木       弘     教育部長   土   屋   茂   巳本会議に職務のため出席した者の職氏名 議  会   吉   岡   哲   男     議  会   中   嶋       広 事務局長                     事 務 局                          次  長 議  会   篠   原   雅   男     議  会   伊   藤   悦   子 事 務 局                     事 務 局 議事係長                     議 事 係                          主  査 △開議の宣告                               (午前10時) ○議長(中澤俊介) おはようございます。これから本日の会議を開きます。                        〇 △議事日程の報告 ○議長(中澤俊介) 本日の議事日程については、配付したとおりです。ご了承願います。  また、マスクの着用を認めておりますが、音声認識にご配慮いただき、明瞭に発言いただきますようお願いいたします。  なお、休憩中に議場内の換気を行いますので、ご協力お願いいたします。                        〇 △会議録署名議員の指名 ○議長(中澤俊介) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって、16番、松尾榮子議員、17番、軍司俊紀議員を指名します。                        〇 △発言の取消し ○議長(中澤俊介) 昨日、15番、増田葉子議員から12月2日の本会議における発言について取消しの申出がありました。  お諮りします。会議規則第65条の規定によりまして、配付しました発言取消申出書のとおり許可することにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(中澤俊介) 異議なしと認めます。  したがって、15番、増田葉子議員の発言の取消しの申出を許可することに決定しました。  なお、会議録につきましては、議長において調整いたしますので、ご了承願います。                        〇 △一般質問 ○議長(中澤俊介) 日程第2、一般質問を行います。  昨日に引き続き個人質問を行います。  16番、松尾榮子議員の発言を許します。  質問方式は登壇一問一答です。  16番、松尾榮子議員。    〔16番、登壇〕 ◆16番(松尾榮子) おはようございます。議席番号16番、松尾榮子です。令和4年第4回定例会に当たり、一般質問を行います。  最初に、今回の質問テーマを取り上げた経緯について一言申し上げます。11月10日、我孫子市で千葉北西連絡道路シンポジウムが開かれ、私も参加してまいりました。シンポジウムには、当市の板倉市長のほか、柏市、我孫子市、野田市の各市長、また柏市で創業80年の運輸会社社長、印西市に進出するグッドマンジャパンの統括部長の各企業代表もパネリストとして登壇。慢性的に渋滞する国道16号のバイパスとして、野田市から印西市の国道464号までを結ぶ同道路計画の検討状況について、講演とパネルディスカッションが行われました。この中でグッドマンジャパン坂本統括部長は、物流で7.5兆円と世界第1位の規模を誇る同社が印西市に進出した理由について、国道464号、北千葉道路による成田空港や将来的な都心方面へのアクセス、若いファミリー層の入居が進む雇用確保の優位性、地盤が固く、災害に強い立地などを上げられ、注目を浴びていました。また、各市長からも少子化社会の中で発展する伸び盛りの印西市や国道464号との接続による成田空港方面へのアクセス向上への大きな期待が語られました。現在伸び盛りの市として近隣各市からも大きな注目を浴びていることがはっきりと伝わるシンポジウムでした。これを機に印西市の発展ぶりを取り上げた報道がテレビ各局でも続いております。しかしながら、実際のところ、多くの市民意識調査にも現れているように、市民の住みよさの実感はまだまだのようです。他の諸都市から注目されるほど急成長し、発展し、財政力もつき、しかし、市としての一体性や豊かさ、魅力的な市の誇りといったものを市民が実感できないのはなぜでしょうか。それは、ここ数十年の間に、千葉ニュータウン事業や合併といった大きな変化を経て、人口2万人弱の小さなまちから今や11万人の都市へと急成長してきた中で、市の変化に見合った全体計画、魅力的で合理的な市の骨格づくりが後回しになってきたことに大きな原因があるのではないでしょうか。新しく変わってきた市を将来にわたって若い世代にも選ばれる魅力的な都市に変えていくのは今しかありません。千葉ニュータウン事業など、これまでの50年の成果が新入居や企業進出に現れ、市財政にも好影響を与えている今こそ、将来を見据えた魅力ある印西市の骨組みをしっかりつくっていかねばなりません。現在の成長、発展がいつまでも続くわけではありません。50年後、100年後も市としてのまとまりがよく、安定した市政運営が継続でき、市民が安心、安全に暮らせる魅力的な印西市の礎をしっかりと築いていくために、今回以下の一般質問を行います。執行部には真摯な答弁を求めます。  それでは、質問に入ります。1、将来の印西市を見据えた公共施設(行政系施設の配置について)。2017年、平成29年3月策定された印西市公共施設等総合管理計画に、印西市役所行政サービスを行う施設であるとともに、災害時における防災拠点となる重要な施設との記載があります。今後の本庁の配置の検討には、市民の利便性の確保、市民ニーズの変化への対応、行政サービスの効率性、災害時の拠点対応可能性、市民の安全性の確保等が求められます。  そこで伺います。(1)、印西市公共施設等総合管理計画について。①、印西公共施設等総合管理計画、2017年、平成29年3月策定において、庁舎等の配置についての基本方針はどのように定められているでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。    〔企画財政部長、登壇〕 ◎企画財政部長小林正博) お答えを申し上げます。  印西市公共施設等総合管理計画における庁舎等の配置についての基本方針といたしましては、市役所は本市の拠点となる施設であるため、計画的な修繕、改修により施設の長期利用を図ることとしますが、建て替え時には立地場所などを含めた検討を行うとしております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 分かりました。庁舎の位置に関する議論を振り返ってみますと、印西市では、昭和59年から入居の千葉ニュータウン地区が近年大きく発展し、人口の増加や企業進出の大幅増加等の中、平成15、6年の2市2村の合併協議会の中で、庁舎の位置が検討課題になり、また平成22年、2010年の1市2村の合併後には市の東南部に大きく広がった印旛、本埜地区からも市役所の位置の検討を求める声がありましたが、平成22年の大規模耐震改修による庁舎建物の延命化後には、次回以降立地場所を含めた検討を行うということで、位置の問題の議論を棚上げにしてきた経緯があります。2017年策定の公共施設等総合管理計画は、その経緯を踏まえた計画になっているようです。  それでは、次に(2)、総合管理計画の2年後に策定された印西市公共施設適正配置実施方針について伺います。①、印西公共施設適正配置実施方針、2019年、平成31年2月策定で、市役所の施設、建物配置の方向性はどのように記載されているか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  印西市公共施設適正配置実施方針における市役所の施設、建物配置の方向性につきましては、計画的な修繕等を行い、現在の建物の長期利用を図ることとしますが、建て替え時には立地場所などを含めた検討を行うと記載されておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員
    ◆16番(松尾榮子) 分かりました。総合管理計画と同様ですね。  それでは、さらにその2年後に策定された印西市都市マスタープランについて伺います。(3)、印西市都市マスタープラン、2021年、令和3年3月策定について。①、印西都市マスタープランにおいて、庁舎の位置に関する記載はあるか。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  印西市都市マスタープランにおきまして、庁舎の位置に関する記載はございませんが、現在庁舎がある木下、大森地域は市役所、文化ホールをはじめ、核となる公共、公益施設が集積し、本市の行政サービスにおける中心的な拠点となっていることから、今後も行政機能や文化施設などの行政サービスの充実を図り、市民をはじめ、多くの方に利用される拠点として形成を図る旨を記載しております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 行政サービスの拠点としての記載はいかがでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  印西市都市マスタープランでは、現在庁舎がある木下、大森地区の土地利用方針において、行政サービスの拠点としてさらなる行政機能の充実を図る旨を記載しております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 分かりました。都市マスタープランでは、建て替え時には立地場所等を含めた検討を行うの記載がなく、現在庁舎がある木下、大森地区は行政サービスの拠点として今後も行政機能や文化施設など、さらなる機能の充実を図るという内容になっているわけです。それでは、同じ令和3年に策定された(4)、印西市総合計画第1次基本計画、令和3年3月策定について伺います。①、庁舎の位置に関する記載はあるか。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  印西市総合計画第1次基本計画におきまして庁舎の位置に関する記載はございませんが、政策5、施策5の持続可能な行財政経営の実現の方針、⑤、公共施設マネジメントの推進におきまして、印西市公共施設等総合管理計画の取組を進めることとしており、先ほど1の(1)、①で答弁しましたとおり、印西市公共施設等総合管理計画において記載しております庁舎等に関する基本方針に基づき進めていくものでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 分かりました。  それでは、②、行政サービスの拠点としての記載はどうか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  1の(4)、①でお答えしましたとおり、印西総合計画第1次基本計画におきまして推進することとしております印西市公共施設等総合管理計画では、市役所は本市の拠点となる施設として位置づけしておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 印西市の最上位の計画は印西市総合計画であるということを確認した上で次に進みたいと思います。  分かりました。ここまでの計画では、微妙な違いはありますが、おおよそ市役所は市の拠点となる施設であり、計画的な修繕を行いながら長期利用を図っていくが、建て替え時には立地場所を含めた検討を行うという方向性が確認できました。さて、それではその建て替えるとはいつかについて伺いたいと思います。印西市は、都市マスタープラン、印西市総合計画基本計画と同じ令和3年の7月に市公共施設長寿命化計画を策定しています。そこで伺います。(5)、印西市公共施設長寿命化計画、令和3年7月策定について、①、同計画において鉄骨鉄筋コンクリート造り等長寿命化計画目標使用年数はどのように定めているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えいたします。  鉄骨鉄筋コンクリート造り鉄筋コンクリート造り及び鉄骨造りの目標使用年数につきましては、社団法人日本建築学会において示されております建築物の耐久計画に関する考え方を参考に、長寿命化を目指す建物を80年としたものでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) ②です。鉄骨鉄筋コンクリート造りなどの建物は、目標使用年数を80年とするということですが、市役所庁舎などはこの対象に含まれるのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えを申し上げます。  市役所庁舎につきましては、長寿命化を目指す建物の対象となるものでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、③です。  市役所庁舎の改修、更新時期の設定はどのようになっているか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  市役所庁舎の改修工事につきましては、おおむね令和13年度から17年度の間に保全改修工事を計画しております。また、更新時期につきましては、令和33年度以降になるものと考えておりますことから、令和32年度までを計画期間とした印西市公共施設長寿命化計画では設定していないという状況でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、④です。  市役所庁舎を築80年まで使用すると、何年度まで使用することになるのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えいたします。  令和38年度まで使用することになるものでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 令和38年度、現在令和4年度ですから、あと34年です。今年生まれた赤ちゃんが34歳になるまで、つまり1世代後まで老朽化が進む現庁舎を改修しながら使い続けていくということでしょうか。そもそも現在の庁舎は、千葉ニュータウンが入居前の1976年、昭和51年に2万人弱の当時の印西町が将来人口が6万4,000人程度に大きくなることを見込んで建てられた建物で、延べ床面積は1万952平米、当時の法定耐用年数は50年でしたが、既に今年で築46年になっています。耐震改修を含む大規模改修が市村合併前の平成19年度から22年度に行われていますが、それからもう既に12年が経過しています。当時の会議録を見ると、庁舎の改修工事につきましては平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災を踏まえ、昭和51年に建築された市役所の庁舎及び附属棟の耐震診断を行ったところ、耐震力が不足しているという結果になったことから、庁舎の安全性を確保するため、耐震補強工事を行うものでございます。また、併せて建築後30年を経過している庁舎の長寿命化市民サービスの機能向上を図るための改修工事を行うものでございますと、老朽化と耐震不足に対処するための説明が行われており、この先さらに改修を行って使い続けていくとはどこにも出てきません。しかし、ただいまの答弁によりますと、令和13年から17年度には再度保全改修工事が計画され、その先も令和38年度まで改修しながら、使い続けることになっているようです。それでは、次に伺います。⑤、築80年までにどのくらいの改修費、修繕費が見込まれるのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  印西市公共施設長寿命化計画では、修繕費は見込んでございませんが、保全改修費として約14億円を見込んでいるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 14億円の保全改修費は、令和13年度から17年度の次回1回分の保全改修工事の見込み費だと思いますが、それから令和38年度までの25年間、保全改修は必要ないのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  印西市公共施設長寿命化計画では、その施設全体に及ぶ改修をおおむね20年ごとに計画しているところでございます。市役所庁舎につきましては、次回の保全改修後、目標使用年数に至るまで21年から25年ほどございますが、その間全体的な改修は、基本的な改修サイクル及び改修後の使用予定年数などを考慮し、現時点では計画していないところでございます。なお、長期に利用することが難しい設備関係などは、現場の状況に応じて更新や修繕等を行い、適切に維持管理していくものと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 設備関係の更新修繕は別途行いつつ、延命化していくということです。  それでは、⑥、その間利用する市民や職員の安全性に問題はないのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えいたします。  印西市公共施設長寿命化計画策定時の現地調査におきまして、構造躯体が健全であることを確認しておりますことから、現状においては安全性に問題はないものと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 日本建築学会では、学校、官庁で鉄骨、鉄筋コンクリート造りの建物の目標使用年数は、代表値が60年、範囲は50年から80年としております。印西市公共施設長寿命化計画の中でも示されております。目標使用年数が最大値の80年というのは、よほど耐久性に優れた貴重な建物が災害などの心配のない固い地盤上にあるか、または現在の建物を財政上や他の理由で80年間もたせなければならないなどの特殊な場合ではないかと考えられますが、急激に拡大、発展、変貌している印西市において、現在の庁舎をこのままこの位置で80年間使用する理由はどれに当たるのか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  構造躯体が健全であることを前提といたしまして、施設の長期利用によりライフサイクルコストをできる限り抑えるため、建築物の耐久計画に関する考え方に示されております建築物全体の望ましい目標耐用年数の最大値を長寿命化計画目標使用年数としたところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、もう一点伺います。  印西市の長寿命化計画では、鉄骨、鉄筋コンクリート造りなどの長寿命化建物は、計画的な改修を前提に80年を目標使用年数とするとともに、一般建物は代表値の60年を目標使用年数と定めるとあります。第2庁舎のプレハブ建物は60年間使用するのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えを申し上げます。  本庁舎南側の別館につきましては、構造の種別が鉄骨造りに分類されますことから、長寿命化する建物として目標使用年数を80年としているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 本庁舎、別館、共に80年使用するということです。11年前の東日本大震災では、印西市におきましても市役所などのある市北部におきまして、震源地の東北地方に次ぐ震度6弱を観測し、液状化や屋根や壁の崩落、ホールのつり天井の落下など、様々な被害が出ました。その時点で市役所は築35年でしたが、現在は築46年、今の答弁によりますと今後もプレハブの第2庁舎も含めて改修を繰り返しながらこれを築80年まで使用するということですが、それは市民の安全性、災害時の行政機能の継続などを第一に考えた上での判断なのかどうか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えいたします。  構造躯体が健全であることを確認した上で改修等を行い、維持管理を行っていくなど、市民の安全性の確保を第一に考えているところでございますが、今後構造躯体の劣化等により健全性が確保できないと判断される場合や行政機能などの面において建て替えが必要となる場合は、目標使用年数にかかわらず、柔軟に対応する必要があるものと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 今後必要があればということなのですが、庁舎の目標使用年数を80年としておくことによって、行政配置とか公共交通計画など、市の将来に向けての全ての検討が先送りになっているのではありませんか。普通に考えれば、長くても代表値の60年としてそれに沿った計画を立てていくべきではないでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  印西市公共施設長寿命化計画での目標使用年数につきましては、建築物が現時点において最大限使用できると思われる目標として設定をしたものでございます。そのため、行政配置などによる建て替え等の計画につきましては、目標使用年数に限定せず、施設を所管する所管課において必要に応じて検討されるものと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 利用する市民や職員の安全性、不足する機能の拡充、市域全体の中心となる拠点機能、市内の公共交通計画など種々の課題を踏まえて、ぜひとも早期に真剣に検討していくよう提言いたします。  それでは次に、最も新しい(6)、印西市公共施設整備基本方針、令和4年度策定中、パブリックコメントで先日公表されました。これについて伺います。基本方針別冊の行政系施設の配置の現況の中で、本庁舎及び附属棟は築後46年、大規模改修から12年が経過し、職員数の増加などによる施設の狭隘化、市民の待合スペースや相談スペースをはじめ、事務室、会議室、倉庫等が慢性的に不足しているとの記載に対して、今後の配置の考え方の中で、本庁の配置は必然的に現在地、その他必要な用地の確保が可能な場所となりますが、機能を分散した分庁舎化の検討も必要です。いずれにしても将来を見据えた本庁施設について検討する必要がありますと記載されています。そこで伺います。①、本庁の配置は必然的に現在地、その他必要な用地の確保が可能な場所とありますが、更新時にはまず現在地が優先されるという意味合いでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  市役所本庁舎の配置の検討に当たりましては、事務スペースや会議室、駐車場などを確保することができる土地の広さや市役所への交通アクセスを考慮する必要がございます。したがいまして、そのような条件に適合する場所は限られてくることから必然的と表現しておりますが、配置の検討に当たりましては、現在地も含めまして、行政サービスを行うために最適な場所を選定するものと認識をしております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、②です。  将来的な本庁の配置における分庁舎化という概念は、これまでの各種計画の中で初めて出てきたように思いますが、いつから出てきたのでしょうか。この経緯を伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  分庁舎化の概念と申しますか、考え方につきましては、このたびの印西市公共施設整備基本方針の策定におきまして、本庁の現状と今後の考え方を検討する中で選択肢の一つとして、分庁舎化の検討も必要との表現で考え方をお示ししております。本庁の配置は当該基本方針に記載のとおり、将来的な本庁の施設機能を満たすために必要な用地の確保が可能な場所となっておりますが、用地を確保する上でも庁舎の規模、行政サービスの機能、必要経費など、様々な視点から比較検討を進めていく必要がございます。そのような中で、本庁機能を分散配置とする分庁舎化を検討する検討の選択肢に加えることによりまして、より柔軟に本庁舎の配置を考えることができる、このような趣旨でございます。なお、現在検討を進めております本庁舎の狭隘化に伴います分散配置、こちらにつきましてはあくまで喫緊の課題への対応でございまして、将来的な本庁舎の配置の検討とは別に取り扱っていくものと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、③です。分庁舎化ということなのですが、これはどのような機能の分散が考えられるのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  分庁舎化は、本庁の配置を考える上一つの考え方として表現させていただいたものでございまして、どのような機能を分散するのかにつきましては、より具体化された時点において考えていくものと認識しております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 分庁舎化とは、将来的な本庁配置の検討を進める上での一つの選択肢という認識でよいのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  そのような認識でございまして、分庁舎化は本庁の配置を考える上での考え方の選択肢として表現しているものでございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、(7)、次期施設整備に向けた準備状況についてに入ります。  印西市公共施設整備基本方針の本庁の配置についてには、さらにいずれにしても将来を見据えた本庁施設について検討する必要がありますと記載されています。そこで伺います。①、新庁舎建設には計画立案からどのくらいの期間がかかると想定されるでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  どのくらいの期間ということでございますが、一般的な庁舎建設までの計画で申し上げますと、設計業務や建設工事のほか、場所の選定や用地取得などの課題を抽出いたしまして、その必要性等についての合意形成にも時間を要する場合がございますので、一概には申し上げることはできませんが、他市の事例を見ますと数年から十数年の期間を要しているという例もございます。しかしながら、本市におきましては本庁舎建設に係る具体的な検討にも至ってない状況から、現時点でのお答えはいたしかねる次第でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 新庁舎建設ということに取り組み始めますと、数年から十数年の期間を要する例もあるということです。それでは、新庁舎の建設に当たりまして、②、おおよその建設費はどのくらいが見込まれるのか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  おおよその経費ということですが、庁舎の建設費につきましては、現段階で試算することはかないませんが、本市と同じ人口の約11万人の他市の庁舎建設に関する経費、こちらを参考として考えますと60億円程度の建設費という事例を確認してございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 市の今後の大事業であることは間違いありません。それでは、③、次期庁舎建設のための積立基金などの準備はされているのか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  現段階においては、次期庁舎建設のための積立基金等の準備はございません。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、④、用地の検討など具体的な準備はいつ開始するのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  市役所本庁舎の建て替えが必要であるとの判断に基づきまして、庁舎の位置につきましては検討を始めるものと、このように認識しております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 市役所本庁舎の建て替えが必要であると判断したときということなのですが、それはいつでしょうか。次回改修を終えて、その先さらに20年間ぐらい使用した後のことですか。それまでに老朽化により台風や地震で壊れたときのことでしょうか。庁舎の建設は、市の全体に関わる大きな問題で費用も多額です。基金などの手当も含めて早期に取組を開始するべきではありませんか。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  検討に入る時期ということでございますが、これまでのご答弁のとおり、施設の耐用年数も踏まえまして、しかるべき時期に適切に検討していくものと、このように認識しております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、市長に伺います。  (5)の長寿命化計画のところで指摘しましたように、現庁舎の改修を繰り返しながら最大値の80年まで使用するというのは非現実的だと思います。これでは、変化していく市の将来や市民の暮らしを考えた計画的な行政とは言えません。目標使用年数が代表値の60年とすれば、あと十三、四年しかありません。次回の市役所の改修計画を立てる前に市役所の位置の検討を開始すべきと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  将来的な本庁舎の配置は、市にとって大変重要な事項であると私自身も認識しております。しかしながら、合併から10年以上が経過し、また千葉ニュータウン区域の各駅圏の開発も成熟期を迎えつつある現在において、合併後のまちづくりとして市民の皆様の利便施設となる公共施設の配置を考えるに当たり、まずは公共施設整備基本計画基本方針や総合管理計画等に基づき、市全域の公共施設の配置について検討を進める必要があると考えております。中でも行政系施設の配置については、DXの進展により、将来的に市民が求める行政サービス窓口をどのように展開していくかが重要となります。このようなことから、本庁舎の配置の検討については、行政系施設を含めた市域全体の公共施設の配置の中で、議員の皆様をはじめ、様々なご意見を伺いながら私といたしましてもその時期を含め、しっかりと考えてまいります。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員
    ◆16番(松尾榮子) DXの推進により、市内のどこでも同様の行政サービスが受けられるように利便性を上げていくのは当然のことです。しかしながら、市の行政拠点をどこに置き、そこを中心に、市内でどのようにサービスを展開し、まとまりのよい市をつくっていくか。市民全体の利便性を向上し、都市間競争に勝てる魅力的な市をつくっていくかは、これからの印西市にとって非常に重要なことです。市のよりよい形を考えていく中で、この木下地区にもDXを活用した利便性の高い行政機能を他の様々な機能との複合で市の北部の拠点として、デキシー跡地などに計画していけばよいのではないでしょうか。私は、そのように考えておりますが、そのためにもしっかりと本庁舎の位置を早期に定めていく必要があります。今議会でも中央駅そばのクリーンセンター移転後の跡地活用や牧の原駅圏の公共施設整備に関する質問がありました。市の基本の形が定まらないと、これら全ての計画が中途半端になってくるのではないでしょうか。今のままでは、市全体にとっても市内各地域にとっても全てのことが先送りで、新しい印西市、新しく住みよい地域をつくっていくことにはなりません。  ちょっと長くなりますけれども、数日前にもテレビのニュース番組でグーグルも1,000億円を投資する印西市という紹介番組がありました。人口が増加し、企業進出が増え、税収が上がり、商業施設も多く、子育てしやすいまちというすばらしい評価です。しかしながら、その市の市役所は築46年、人口増加に合わせ、行政規模も大きくなり、職員数も増え、狭隘化が進んでいますが、プレハブ庁舎を増設してしのぎ、さらにそれらを改修して、築80年まで使う計画です。エレベーターも小型のものが1基しかなく、5階建ての建物を職員の皆さんが徒歩で階段を上り下りしています。進出した世界的な企業も、ニュータウン地区などで増えてきた住民も、大きな用事には必ずここへ来なくてはなりません。全国各地から住みよさ日本一の都市を見に来る視察団も、耐震改修とプレハブのこの市役所へ来ます。しかも、これからさらに30年以上にもわたってです。自分たちの市の姿を客観的に見てください。新しい住宅地と企業群、印旛、本埜地区が増えた現在の印西市の地図を思い浮かべて、市の拠点である市役所が今どこに位置するのか考えてください。この場所で老朽化した市役所の次の改修の予定を組む前に、市の本拠地をどこにするか検討を開始するべき時です。市長も議員時代からそのように考えておられたのではないですか。では、ちょっとご紹介したいと思います。市長に初当選された平成24年の議会での発言です。市長、この庁舎は昭和51年9月1日に竣工したわけでございます。そのときの将来推定人口、この現在の庁舎を建てた当時、これは印西市が受け入れる当時の人口の計画の状態で、この庁舎は6万4,000人を想定した庁舎なのです。そういうことから考えれば、私はやはり将来は合併に伴って行政府をどこにするか、将来的な庁舎の位置、これは検討する必要があるのではないかなと。これは、将来に向かって検討委員会を立ち上げて、位置の検討を要する、もうそんな状態にあるのではないかなと、私はそのように現在考えております。これが市長の今から10年前のご発言です。もう一度市長に伺います。すぐにも検討を開始するべきではありませんか。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  松尾議員のおっしゃるとおり、私もそろそろ考える時期が来ているのではないかと認識しており、先ほどご答弁したととおりでございます。将来的な本庁舎の配置は、市にとって大変重要な事項でありますので、議員の皆様をはじめ、様々なご意見を伺いながらしっかりと考えてまいります。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 今回私が様々質問しましたように、次の改修まで十何年です。それで、その改修が終わったらまた20年ぐらい使うわけです。それを考える前に本庁舎の位置というものをしっかり考えなくてはいけないと思いますので、至急取り組んでいただきたい。それをお願いいたします。  それでは次に、大項目2、その他の公共施設整備について。印西市公共施設整備基本方針では、その他の施設についても今後の方針が示されています。その幾つかについて考えを伺います。  (1)、(仮称)千葉ニュータウン中央駅圏複合施設行政機能部分について。①、千葉ニュータウン中央駅圏には、市全体の3分の1を超える3万7,000人の市民が生活しています。また、多くの事業所も立地しています。行政機能を充実して、現在の出張所から支所への昇格は図れないのか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  千葉ニュータウン中央駅圏には、市の3分の1を超える人口がありますことから、かねてより私といたしましても行政サービス窓口の拡充の必要性を認識しており、中央駅前出張所については平成28年度に指示し、平成29年度から市民課の出張所業務に加え、国保年金課、障がい福祉課、子育て支援課、保育課に関する取扱業務の拡充を図っております。さらに、令和元年度からは旅券に関する業務や国民健康保険に関する業務の拡充を行い、市民の皆様の利便性向上に努めているところでございます。今後におきましては、市域全体の公共施設の配置の中で、必要な業務処理の程度や施設の名称等を併せて考えてまいります。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 3万7,000人が住む中央駅圏の行政事務を扱う出張所です。ずっと前から出張所です。これを支所にできない理由は何なのか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  本市におきます支所及び出張所につきましては、合併時の調整により現在の位置となってございますが、自治法におけます支所及び出張所につきましては、市町村内の特定の区域を区切って事務を行う事業所、このように記載されております。当市の場合は、市民の利便性を考慮し、各支所及び出張所は全て市内全域を対象に事務を行っておりますことから、名称につきましては他市で採用している行政サービスセンターなどの呼称がふさわしいのではないかと考えているところでございます。また、そこで取扱業務は市民ニーズの高い行政サービスに重点を置きまして、効率的な行政運営とのバランスが重要であると、このように考えております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) ニュータウン地区におきましても高齢化が進みまして、免許を返納した住民などから、駅前の出張所でほとんどの用事が済むようにしてほしいという声が聞かれます。現在では、市内の各所から買物、通院、通勤などのために中央駅圏や牧の原駅圏へ来る人は多く、そこに行政施設があれば買物などのついでに済ますことができますが、逆の場合は多くの市民が行政の1つの用事だけのためにバスを乗り継いでいくことになります。中央駅圏牧の原駅圏においても行政機能が充実し、ほとんどのことができるようになれば、市民の利便性は格段に上がります。本格的な行政配置の実現までまだまだ時間がかかるのであれば、多くの市民のために最低限基本的なサービスはできるようにするべきではないでしょうか。住みよさ実感都市を掲げる都市として、こうした多くの市民の声に応えていくべきと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  先ほど市長からご答弁ありましたとおり、中央駅圏及び牧の原駅圏は多くの方々が暮らしておりまして、市民ニーズを踏まえた行政サービスの充実については、今後も引き続き検討を重ねてまいりまして、行政機能として市民の皆様の利便性向上に努めてまいりたいと、このように考えております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) それでは、(2)です。市民文化系施設、(仮称)生涯学習センターについて。①、どのような機能を考えているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  (仮称)生涯学習センターにつきましては、市民の皆様、団体とともに生涯学習事業を展開していく拠点として考えおります。具体的な機能については今後検討してまいりますが、県内の事例として申し上げますと、君津市は公民館を主体として、我孫子市は公民館と図書館が併設した施設でございます。流山市につきましては、貸し館事業のほか教育支援センター、市民活動支援センターが設置された施設など、様々な機能が考えられるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 中身についてもまだ確定していない施設ということなのですが、どこに配置を考えているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  配置につきましては未定でございますが、(仮称)生涯学習センターが担う役割を踏まえ、各種事業が有効に行える場所を検討してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) この生涯学習センターにつきましては、まだまだちょっと曖昧な部分があるようです。今後の経緯を注視していきたいと思います。  それでは、(3)、保健福祉施設、保健センターの集約化について。少し訂正をお願いしたいと思います。公共施設整備基本方針の今後の配置の考え方では、高花保健センター及び印旛保健センターは千葉ニュータウン中央駅圏複合施設に新設する新保健センターに集約、本埜保健センターは中央保健センターに集約するとありまして、また現在ふれあいセンターいんばにある健康づくりセンターは、ふれあいセンターいんばの改修に併せて健康づくりに資する運用方法を検討していくと方針が示されております。以前の一般質問でも指摘しましたけれども、施設の名称や位置がちょっと分かりにくくて、本埜保健センターの集約先、中央保健センターを中央駅圏の保健センターと勘違いしておりました。①の印旛、本埜地区から中央駅圏複合施設への統合とありますのは、中央駅圏複合施設等への統合と訂正をお願いいたします。  それでは、改めて質問します。保健センターは、地区住民の健康診断や健康相談、予防注射など、母子や子供、高齢者まで多くの住民が利用する市民の健康のための最も身近な施設だと思います。①、印旛、本埜地区から中央駅圏複合施設等への統合は無理があるのではないでしょうか。ふれあいセンターいんばに保健機能を残し、市内3保健拠点体制とすればどうでしょうか。考えを伺います。 ○議長(中澤俊介) 岡本健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(岡本一弘) お答えいたします。  印旛保健センター及び本埜保健センターにつきましては、集約した場合でも現状のように支所内において相談業務に対応できるよう、利用者の皆様が不便になったと感じないよう工夫をしてまいりたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 利用者が集約化によって不便になったと感じない工夫をしていくとのことですが、現在印旛、本埜地区でできていることが全て市の保健センター等まで行かなければならなくなるのではないかという不安の声があります。心配はないのでしょうか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 岡本健康子ども部長。 ◎健康子ども部長(岡本一弘) お答えいたします。  先ほどお答えしましたとおり、相談業務の対応のほかに、がん検診等の検診につきましても現在と同様に各地域を巡回して実施するように考えております。 ○議長(中澤俊介) 16番、松尾榮子議員。 ◆16番(松尾榮子) 分かりました。本当に皆さんの、市民の身近な施設ですので、不便のないようにお願いしたいと思います。7年連続住みよさナンバーワンの称号で、全国的に注目を浴び、住みよさ実感都市を将来都市像に掲げている印西市です。まちとしての成長も他の諸都市より遅れ、最初に言ったように、今こそ市民が暮らしやすい都市づくりを進める時期ではないかと思います。市役所の位置を含め、公共施設の統廃合は、市民の利便性の維持、向上を第一義に検討していくよう求めまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(中澤俊介) これで松尾榮子議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。11時20分まで休憩します。    休憩  午前10時57分    再開  午前11時20分 ○議長(中澤俊介) 再開します。休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き個人質問を行います。  1番、柿原健一議員の発言を許します。  質問方式は一括です。  1番、柿原健一議員。    〔1番、登壇〕 ◆1番(柿原健一) 皆さん、こんにちは。ゆうべ遅くまでテレビ観戦されましたか。残念でしたね。今朝私起きたらテレビでちょっと見たのですが、そういう話があったりして、実は今物価高による特別給付金が市からの案内が来たよということで、朝早くそういう電話があって、それはよかったね、日本中のもの、全部の商品が上がって、5,000円でも本当にありがたいよということで電話をいただきました。本当に行政の皆さん、ご苦労さまでございます。感謝申し上げております。  そういう話はさておきまして、今日は第4回定例会最終日でして、最終日の16番目ですか、個人質問で一括して皆さんにお話をしたいと思います。今日の一般質問においては、4件についてお聞きしたいと思います。前向きなご答弁をちょうだいしたいなと、そのように思います。最初に、特別養護老人ホーム、以下特養と言わせていただきますが、それについて入所希望者が簡単にかなえられない現状の確認と対応、対策について質問したいと思います。2025年問題としてクローズアップされている高齢者福祉の諸問題の中で、介護に直面する生活が介護する者、される者、双方にとって一番切実な問題となっております。介護保険は、この問題に対処するための制度として発足したわけですが、運用上2つの厳しいセクションを通らなければなりません。1つは、要支援と要介護の認定審査であり、2つ目は要介護が3以上の対象者が介護施設の入所を希望した際に、入居一時金不要の特別養護老人ホームには空床はなく、長い期間の空床待ち、空き待ちを強いられているということです。認定に関するセクションについては、最近では高齢者福祉課や地域包括支援センターの相談が速やかに行われつつはございますが、保険の支援や介護を受けられる状況となりつつあり、制度の理解が広まりまして、浸透してきましたが、問題は特養施設への入所が困難というところです。具体的な事案を紹介させていただきますが、夫婦2人のみでお暮らしていた方が婦人が病で倒れ、2年ほど在宅介護になってしまいました。婦人は、病院に入院、退院、通院、再入院となりまして、徐々に病状が進み、寝たきりの状態になりました。近所の方々も心配して、買物や通院のお手伝いを行っていましたが、この時期に地域包括支援センターの介入を要請し、介護度3以上の認定を受けましたが、お子様は東京に離れて暮らしていましたので、在宅介護時には80歳代の夫君が昼夜の介護を続けまして、特養への入居を希望しましたが、遠い先の回答で断念しました。有料老人ホームへの入所には、入居一時金がネックでちゅうちょせざるを得ません。夫君の介護が続きました。要するにお金が、一時金が物すごくかかるわけです。そうこうするうちに旦那さんも倒れてしまいまして、数か月前までは散歩を欠かさず、非常に頑張っていましたが、介護疲れが原因と思われまして、今は介護保険の介護1から2クラスで入退院している状態です。これは、夫婦共倒れになったお話でございます。このような事例から、大項1番から質問してまいります。特別養護老人ホームについて、(1)、印西市の介護認定審査会で認定された要支援度の1から2の認定者及び要介護度3からの認定者で今年度の人数と、最近、近年の増減推移を伺ってまいります。  (2)、現時点で要介護度3以上の認定者のうち、特別養護老人ホーム、特養と言いますが、入所希望者と入所者についてその人数を伺います。  (3)、市内の特養に入所を希望する入所希望者で、現在待機中の人数と待機期間を伺います。  (4)、市内の特養施設が印西市民を収容できる許容人数はどの程度か、お聞かせください。  (5)、後期高齢者のピークを迎える2025年以降にはますます増加が見込まれますが、特養入所希望者の対応について、市の課題と対応計画を伺います。  ちょっとマスクを取らせていただきます。(6)、現在実施されている特養入所に関する判断と入所の順番の決定に市や介護認定審査会の関与はあるのか、またどのような入所順番が決定されているのか伺います。  (7)、現場で個々の入所希望者と接する地域包括支援センターが入所決定に関与できるシステムの構築は可能か伺います。  (8)、施設入所を希望しない、あるいは希望してもできないとの理由で在宅介護を選ぶ対象者への訪問医療の現状と課題をお聞きします。  (9)、在宅介護に特養の地域サポート型特別養護老人ホームの設置が有効と思われますが、増設への基本対応や今後の計画を伺います。  (10)、2025年問題で在宅介護が避けられない今、地域の見守り、支援を地域サポート型特別養護老人ホームの拡充、分散で対応できたら介護しやすい環境を期待できるが、事業者の公募を待たず、市の企画、主導で空き家等を活用した小規模施設の設置を推進する考えはないかお聞きします。  次に、大項目2として掲げた質問は、住み続けた、30年以上たった住居専用区域内の環境維持に関する市の対応についてです。入居開始時に町内会の建築協定で環境保全の維持は守られるとの説明は、記憶にあるものの、年月の経過とともに改装、新築、転売は通常のことになっております。都市化の波の侵食は、都市計画法で規制されていることを市としてどのような対応で住民の理解に努めているのか知りたいと考えております。  大項目2を質問いたします。都市計画法における一層低層住居専用地区域内の入居対象について。(1)、都市計画法で地域内で建築が許される老人ホームや身体障害者福祉ホームを当該地域内の空き家を活用して開設する場合、市への届出はあるのか伺います。  (3)、上記の場合、地域の施設に関する理解と協力が必須と思われますが、地域住民の声を聞き、反映させることができる行政システムはあるのか伺います。  (3)、施設運営には地域の理解や協力が不可欠であるが、理解を促す対応が必要と考えるが、伺います。  次3番目の質問ですが、来年4月に施行される民法233条に関する運用の問題です。長期にわたって悩まされていた空き家や民地の竹木の越境への対策を法の改正施行に合わせて一挙に改善の方向に向かう機会とできればの期待を持って質問してまいります。  3番、2023年4月1日施行の民法233条改正後の対応について、(1)、空き家が隣地に、また民地から公道に越境した竹木を切除できることになるが、市としてのどのような手順で対応するのかお聞きします。  (2)、法の改正後も空き家敷地内に繁茂した竹木の切除は困難な対応と思われるが、現状の特定空家の放置状態は改善されるのか伺います。  最後の質問項目ですが、市民への緊急連絡に使用する防災行政無線放送のお知らせ通知音についてです。地震とか水害、崖崩れの自然災害から命を守る緊急連絡は、チャイムを通知音としていますが、近年国民保護の情報としてJアラートに弾道ミサイル飛来の緊急連絡が追加され、印西市の行政無線放送ではサイレンが通知音として公表されています。ここで疑問を持ちました。大雨の真夜中に避難勧告を告げるチャイムの通知音は聞こえず、避難なし、大雨の真夜中、Jアラートによる緊急連絡のサイレン音で目覚めるが、身を隠す場所がない。避難することで命を守る自然災害のチャイム音は市民に届きにくく、避難しようにも避難場所がない。Jアラートでは、サイレン音が鳴り響く通知音が納得できないものとなりました。目立つ災害から命を守るための避難については、有効な行動規範が出来上がりつつございますが、知らせを徹底するため、緊急度を伝えやすいサイレン音を通知音として採用することを提案したいと思います。Jアラートの緊急連絡については、発報により伝えることの必要性は理解するものの、対応の行動が曖昧です。市として伝えることを主眼とするなら、サイレンでなく通知音でも支障がないように思われます。  以下、大項目4の質問になります。4、防災行政無線放送のお知らせ通知音について、(1)、印西市では市民への災害伝達ツールとして、防災行政無線放送を実施しているが、聞こえない、気づかないなど不満、不安の声が多く寄せられています。そこで、命に関わる自然災害緊急避難対応時の放送には、お知らせ通知音に現行のチャイム音を緊急度の高いサイレン音に変更することは考えられるのか、伺ってまいります。  (2)、近年国民保護情報として、Jアラート緊急連絡が叫ばれ、印西市の防災行政無線ではサイレン音をお知らせ音と通知として採用しています。知らせる必要性を否定するものではないが、知らせることで取り得る行動については、懐疑的にならざるを得ない。地下とか物陰に身を隠す、地面に伏せる、窓から離れるなどの対応で効果を期待できるのだろうか、伺います。  (3)、Jアラート発報時のサイレンは、戦争中の避難連絡でなく、印西市においては国家の尊厳を堅持し、国防への信頼を示し、国際平和の願いを込めたサイレンでない音を新たに選び、使用することで、平和の日を願う市民の気持ちに寄り添った自治体であることを誇らしく宣言してもよいのではないか、見解を伺います。  (4)、またJアラートの警報を発報することで、警報受信後の市民に期待することは何かを明示し、市が提供できる具体的な対応計画はあるのか、伺います。  どうも失礼しました。申し遅れましたけれども、漏れていたようです。議席番号1番、柿原健一ですということが漏れております。どうも失礼いたしました。  では、以上です。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。    〔市長、登壇〕 ◎市長(板倉正直) 柿原健一議員の個人質問に対し、答弁をいたします。1の(5)については私から、その他については担当部長から答弁をいたします。  1の(5)についてお答えをいたします。後期高齢者の増加に伴い、特別養護老人ホームへの入所希望者の増加も予想されることから、その受皿となる介護施設を計画的に整備していく必要があると考えております。なお、令和6年度から8年度を計画期間とした第9期印西市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画策定に向けたアンケート調査を実施し、市民や介護事業者のニーズなどを踏まえ、必要な施設の設置を検討していく予定でございます。  私からは以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。    〔福祉部長、登壇〕 ◎福祉部長(富澤実) 1の(1)についてお答えいたします。 令和4年9月末現在で要支援1から2の認定者数は890人、要介護度3から5の認定者数は1,195人となっております。前年同月で比較いたしますと、要支援1から2の認定者数は59人増、要介護3から5の認定者数は46人増となっております。  次に、(2)についてお答えいたします。市内在住の要介護3以上の認定者の方で特別養護老人ホームの入所希望者は、令和4年7月1日時点で95人となっております。また、入所者につきましては9月末現在で355人となっております。  次に、(3)についてお答えいたします。市内の特別養護老人ホームの入所希望者は、令和4年7月1日時点、市内居住者の方で122人となっております。また、待機期間につきましては、個人差はございますが、おおむね3か月から6か月程度と伺っております。  次に、(4)についてお答えいたします。市内の特別養護老人ホームは現在7施設ございまして、合計560人の方が入所可能です。  次に、(6)についてお答えいたします。特別養護老人ホームの入所につきましては、各施設におきまして入所希望者ご本人の身体状況やご家族の状況などを考慮し、入所の優先順位を判断しているところでございます。その過程における市や介護認定審査会の関与についてはございません。  次に、(7)についてお答えいたします。地域包括支援センターは、高齢者やその家族からの個々の相談に対応しておりますが、入所決定につきましては千葉県指定介護老人福祉施設等の入所に関する指針を基に各施設において決定いたしますことから、地域包括支援センターが入所決定に関与することはございません。  次に、(8)についてお答えいたします。高齢者の増加に伴い、訪問診療を行う医療機関が増えておりますが、在宅で医療を受けながら介護をすることが可能であるとの認知度はまだ低い状況でございます。今後とも市民が希望する介護の在り方について選択肢を広げるようなことができるよう、医療と介護の連携を図り、市民に周知してまいりたいと考えております。  次に、(9)についてお答えいたします。地域サポート型特別養護老人ホームにつきましては、在宅介護生活を送る方々ができる限り長く自宅で自立した生活が送れるよう、生活援助員により24時間体制で見守りや食生活支援、移動支援等を行う介護施設であり、全国でもまだ事例が少ないものと認識しております。なお、当市におきましては配食サービスや福祉タクシーのほか、地域見守りネットワークの協定等を事業者と結び、実施しておりますことから、今後とも地域貢献活動の推進や地域ニーズを踏まえた施策の充実に努めてまいりたいと考えております。  次に、(10)についてお答えいたします。先ほど市長からもご答弁したとおり、2025年問題に備えた介護施設の整備につきましては、第9期印西市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画の策定に伴うアンケート調査を行い、市民及び介護事業者のニーズを把握し、必要な施設の設置を検討していく予定でございます。なお、施設の整備につきましては公募によって行うものでございますが、空き家等を改修した場合におきましても千葉県による助成制度を活用することができます。  次に、2の(2)についてお答えいたします。施設の建設等につきましては、市民ニーズを把握し、市民サービスに必要な施設を印西市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画、印西市障がい者プランに明記するとともに、事業者を公募などをした上で選定委員会等を開催し、事業者を決定することとしております。  次に、(3)についてお答えいたします。施設運営には地域ごとのご理解やご協力が不可欠でございますので、事業者から相談があった場合には地域の町内会や近隣住民の方に対しまして事業内容等の説明に伺うなど、地域の住民のご理解、ご協力が得られるよう引き続き事業者に依頼してまいります。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。    〔都市建設部長、登壇〕 ◎都市建設部長(櫻井敦) 2の(1)についてお答えいたします。  空き家などの用途を変更して老人ホームや身体障害者福祉ホームとする場合、千葉県福祉のまちづくり条例に基づく届出を千葉県知事へ提出する必要があります。また、その用途に供する床面積が200平方メートルを超えるときは、建築基準法に基づく建築確認申請を特定行政庁、または指定確認検査機関に提出する必要がございます。  3の(1)についてお答えいたします。空き家から隣地に越境した竹木の枝等の相談につきましては、空き家所有者にその相談内容を伝え、改善を求めておりますが、改正民法の施行により、空き家所有者が切除しない場合、隣地所有者において直接枝を切り取ることができるようになることから、市に相談があった場合は引き続き空き家所有者に切除を促すとともに、改正民法の内容につきまして相談者へ周知してまいりたいと考えております。また、民地から市が管理する公道に越境した竹木の枝につきましては、通常は土地所有者に対して枝の切除を依頼しているところでございますが、通行車両などに及ぼす影響を考慮して早急な対応が必要となる場合には、市において枝の切除を行ってまいります。  次に、(2)についてお答えいたします。特定空家と認定した空き家につきましては、民法の改正にかかわらず引き続き空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき対応を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。    〔総務部長、登壇〕 ◎総務部長(岩﨑博司) 4の(1)についてお答えをいたします。  近年では、遮音性の高い建築物などが多くなり、また日常生活で発生する騒音などの影響もございまして、防災行政無線の放送音が伝わりにくくなっていることは認識をしているところでございます。そこで、市では災害時に市民の皆様が確実に避難できるよう様々な手段で情報を伝えることが重要であると考えまして、令和4年5月より防災行政無線の放送内容と連動させ、防災メール、防災ツイッター、市公式LINE、固定電話音声配信サービスやファクス、全国避難所ガイドアプリによりまして文字や音声による配信サービスを開始しているところでございます。これらによりまして、引き続き確実な災害情報の伝達に努めてまいりたいと考えております。  次に、(2)についてお答えいたします。弾道ミサイルによる攻撃の被害の様相は、その弾頭の種類に応じて異なりますが、弾頭の種類にかかわらず弾道ミサイルが着弾した場合には、爆風や破壊された建物等の破片などにより身体に大きな被害を受ける可能性がございます。こうした爆風や破片などから身を守るため、状況に応じた避難行動を取ることが大切でございます。議員ご指摘の効果は、横方向に広がる爆風や飛散する破片等に対して身体の衝突面を極力減らし、被害をより軽減できるという意味で重要と考えるものでございます。  次に、(3)についてお答えいたします。国民保護に係る警報が市民へ伝達される際に、武力攻撃が迫り、または現に武力攻撃が発生したと認められる地域に当該市町村が含まれる場合には、原則としてサイレンを使用して注意喚起が図られます。これは、平成17年7月に国が決定をしたものでございますので、当市としては国に従い、サイレン音により注意喚起を図ることとしております。  次に、(4)についてお答えをいたします。市といたしましては、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律等の関係法令や国民の保護に関する基本指針及び千葉県の国民の保護に関する計画、これらを踏まえまして市の国民の保護に関する計画を策定し、事態に対応することとしております。市民の皆様には、警報直後の行動として速やかな避難行動と行政からの最新の正確な情報により、落ち着いた行動に努めていただきたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 1番、柿原健一議員。 ◆1番(柿原健一) どうもありがとうございます。それでは、再質問を一括にて行います。  1の(6)の再質問です。特養入所希望者への入所順位の決定に関し、印西市においては希望者が入所したい複数施設に入所申込書を提出し、各施設からの回答を待つことで、市の関与はないとしているが、各施設対応は同じ受入れ決定基準で対応したとしても、印西市内の全受入れ可能数が対象としていない点で入所順位の公平さに欠けるものであります。横浜市では、入所順位の公平性を保つため、市が窓口(受付センター)となり、1度の入所申請に基づき80点分までの審査を一括して行い、その後全施設に送られ、各施設の対応力にあった20点分が審査されて、その合計点数で入所順位が決まるシステムを確立しています。特養入所選定の先進都市として、横浜市の公平さと明瞭さを追求する姿勢を見習うべきだと考えるが、当市の考えを伺います。  次、3の(2)について再質問いたします。10年以上の放置が続き、空家等対策の推進に関する特別措置法の施行後も変わらない状態であります。早急な改善行動を期待しているが、いかがか伺います。  質問4の1の再質問です。スマホや電話による連絡は、日常的、個人的なものであり、全体への緊急性が高い注意喚起や伝達には高い効果が望めない、命に関わる緊急度合いと発生する度合いは、現時点でのミサイル避難より自然災害避難のほうが圧倒的に高いと考えられます。にもかかわらず、通知音だけで危険を知らせることができるサイレン音の使用は、自然災害の避難連絡には不必要と考えるのか、それとも情報の事情でできないのか伺います。  次、4の3についての再質問です。Jアラートのお知らせ通知音がサイレンとなったのは国の決定か、伺います。国の決定でない場合、チャイムでなくサイレンを採用した理由を伺います。  以上、再質問です。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) 1の(6)の再質問につきましてお答えいたします。  特別養護老人ホームの入所者は、市内在住者に限らず、入所することができることとなります。その入所判定につきましては、施設ごとに判断のばらつきが出ないよう千葉県が定めました千葉県指定介護老人福祉施設等の入所に関する指針により、各施設におきまして入所希望者の身体状況、家庭環境などを点数化しまして入所の優先順位を判断しているところでございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) 3の(2)の再質問についてお答えいたします。  繰り返しの答弁となりますが、改善されない空き家につきましては空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) 4の(1)の再質問についてお答えいたします。  自然災害においては、市民の皆様に正確な情報を確実に伝えることに加え、いかに冷静に避難していただくかが重要でありますことから、現行の通知音及び音声により災害情報をお知らせしているところでございます。  次に、(3)の再質問についてお答えいたします。Jアラートによる国民保護に関する警報の伝達につきましては、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律第47条第2項の規定及び国民の保護に関する基本指針の定めにより、サイレン音を使用して注意喚起を図っております。 ○議長(中澤俊介) これで柿原健一議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。午後1時まで休憩します。    休憩  正  午    再開  午後1時 ○議長(中澤俊介) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き個人質問を行います。  12番、海老原作一議員の発言を許します。  質問方式は一問一答です。  12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 皆さん、こんにちは。12番、海老原作一です。通告に基づき一問一答方式にて個人一般質問を行います。  会派新政では、11月の初旬に北海道の恵庭市の図書館を視察させていただきました。その視察の内容については、印西市との違いを顕著に気がついて帰ってきたというところでございます。今回私の質問します図書館サービス計画につきましては、恵庭市では平成16年、印西市よりも18年以前に策定をしております。様々な取組を連続的に続けている恵庭市の図書館を視察させていただいた、その辺を踏まえまして今回質問させていただくことになります。  それでは、質問ですけれども、1の図書館の在り方に関する考え方について、(1)、図書館サービス計画策定についての①ですけれども、図書館サービス計画により目指すものは何でしょうか。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  図書館においては、読書推進という役割に加え、市民生活の向上に貢献する様々な情報提供と学習支援を行い、地域の情報拠点として市民生活に役立つ施設になること、また印西市に関する出版物や新聞記事など地域に関する資料の収集、蓄積することが求められていると考えております。より充実した図書館サービスを提供していくためには、図書館司書の役割を明確にすることや図書館資料の保管場所につきましても検討を行い、計画に位置づけ、図書館サービスの向上に努めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) それでは、再質問ですけれども、図書館サービス計画はただいまの答弁にありました目標を実現するための計画という位置づけでよろしいか。当たり前のことなのですけれども、改めてお伺いいたします。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  図書館サービス計画につきましては、図書館サービスの充実を図るために必要な計画であり、図書館サービスの向上につながるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 言葉の表現はちょっと違いますが、図書館サービスの充実を図り、目標を実現するという具合に私は理解をいたしました。サービスという言葉の和訳の1つに奉仕という言葉があります。図書館サービス計画のサービスは、和訳の奉仕というところから来ているのかなと推察しております。  それでは、再質問の②ですけれども、目標を実現するための計画は、図書館法第3条で規定された図書館方針、それを受けての印西市立図書館設置条例施行規則第2条を忠実に遂行するという理解でよろしいのかどうか、その辺を伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  印西市立図書館設置条例施行規則第2条にあります事業につきましては、図書館奉仕の事業であり、その事業の充実を図り、図書館サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 続けて再質問の③ですけれども、図書館法第3条の第3号の規定について、市の理解はどのようになっているでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  図書館法第3条第3号の規定につきましては、利用者の様々な調査研究のサポートを行うレファレンスサービスでございますが、子供から大人までの幅広い年代の利用者に対して情報提供を行うには様々な分野の知識が必要とされ、地域の文化や情報にも精通している必要があることから、図書館サービス向上のためには司書資格取得者等の専門職の確保や配置が必要であると考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) さらに質問ですけれども、図書館法第3条第3号の規定では、今答弁にありましたとおり図書館の職員が図書館資料について十分な知識を持ち、その利用のための相談に応ずるようにすることと定められています。答弁では、司書資格取得者等の専門職の確保や配置が必要であるという具合に考えているとのことでした。そして、子供から大人まで幅広い年代の利用者に対してレファレンスサービスを提供する必要性についても言及していました。そこで、今の印西市では人口が非常に増加しております。また、子供たちも増加している中で、専門職の確保や配置について市は一体どのように考えていらっしゃるでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  図書館の運営につきましては、司書資格を持つ職員が継続的に図書館に関わることで、窓口や市民との対話を通し、市民の要望や時代や地域の変化に合わせた柔軟な対応が必要であることから、専門職の確保や配置につきましては策定予定の図書館サービス計画でその役割を明確にし、図書館運営を行いたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 柔軟な対応が必要であり、図書館サービス計画で役割を明確化したいとのことでした。学校司書に関しては、第3次の印西市子ども読書活動推進計画の計画期間中の令和2年度の13名の配置で現在も変わっていません。そして、第4次、これ現在ですけれども、印西市子ども読書活動推進計画の子供の読書指導に関する体制の整備と職員のスキルアップ研修の充実と取組の項目に、学校司書の配置は2校当たり1名を目指すとあります。計画期間5年の中であと1名を増やせばこれ到達できるのです。取組として目標が非常に低過ぎやしませんかというのが私の思いであります。子供の読書については、後の項目でお聞きします。  それでは、次に進みます。②、図書館サービスの計画はこれいつまでに作成するのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えいたします。  令和5年度に市民アンケートを行い、図書館サービスの向上のために図書館協議会の意見を伺いながら令和6年3月の策定を目指したいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 答弁では、令和5年度中にアンケートを行いながら令和6年3月31日までに策定という答弁がありました。それでは、具体的な計画策定の手順について伺いたいと思います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  市民アンケートを行い、集計、分析後、素案を作成し、パブリックコメントの実施、図書館協議会での協議後に計画の策定という手順により進めていく考えでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 次の質問ですけれども、無作為抽出のアンケートを実施して、集計、分析後、素案を作成し、パブリックコメントを行い、図書館協議会での協議後に計画策定という手順を考えていることは分かりました。図書館の在り方について、市民の皆さんに広く知ってもらい、考えてもらう非常によい機会ではないかと私は思っております。そこで、アンケート、パブリックコメントだけではなくて、フォーラムやワークショップ等の開催もこれ考えに入れていく必要があるのではないかと思うのですが、市はどのように考えているのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  フォーラムやワークショップなどの開催につきましては、検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 先ほども冒頭に恵庭市の関係の発言をしましたけれども、恵庭市には読書推進課という単独した課がありまして、恵庭市人とまちを育む読書条例をこれまた制定しております。条例の前文には、今までも子供から大人まで誰もが等しく読書活動に親しむことができるように読書の環境づくりに力を注ぎ、市民と共に地域ぐるみで読書のまちづくりを推進してきましたで始まります。結びに、先人たちの積み重ねてきた活動を次の世代に引き継いでいくために読書のまちを宣言し、これからの読書活動の道しるべとするとあります。力の入れようが印西市とはちょっと違います。そして、取組の各段階を丁寧に進めているなという思いをしてまいりました。そして、視察を終えて、かなりショックを受けて帰ってきたというのが正直な話です。印西市でもその計画の策定に当たっては丁寧に市民と共に、意見を伺う、あるいは提案をする、やり取りを重ねながら進めていっていただきたいという具合に申し上げて次に進んでまいります。  (2)の子供への読書の推進についての①です。子供と読書をめぐる関係の重要性に対する認識について、改めて伺いたいと思います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  幼児期に出会う絵本から、人と人の関わりを大切にし、他人を思いやる心や様々な価値観を尊重し、人間らしさ、自分らしさを理解する心が育まれていくものと、このように考えているところでございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 第4次の印西市子ども読書活動推進計画の初めのページに、心を育むためにというタイトルで、いかに子供たちの読書活動の推進が重要なのかという大木教育長さんの思いを乗せた文章からも、印西市教育委員会の子供の読書をめぐる関係の重要性については伝わってきます。こうしたことを念頭に置いて質問を続けさせていただきますけれども、再質問の①ですが、答弁から子供の読書の重要性については認識している、また大木教育長さんの思いについてもうかがい知ることができます。そこで、第4次の印西市子ども読書活動推進計画に記載のある内容にちょっと気にかかるところがありますので、平成29年度以降の実績件数や人数の記載が入っているのですけれども、コロナ禍の影響を受けない年次においても伸びていません。子供の読書の重要性を理解している中で、こうした伸びていない結果というものをどういう具合に分析しているのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  図書館において定期的に行っている子供を対象としたおはなし会では、小林、本埜図書館の参加者が減少しているといった推移を確認していますが、12歳までの幼児、児童の図書館資料貸出点数はほぼ横ばいであることから、明確ではございませんが、おはなし会を含め、児童サービスへの周知の工夫が必要だったのではないかと、このように考えているところでございます。今後改善に向けて取り組んでまいりたいと、このように思っているところでございます。図書館といたしましては、子供たちの読書活動を推進していくために、引き続き学校や児童館、ボランティアなどと連携を図りながら子供たちの読書環境の整備に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 市は、子供たちと読書の関係について、非常に重要であるという認識を持っているということはこれ理解できました。そして、引き続き学校や児童館、ボランティア等との連携を図りながら子供たちの読書環境の整備に努めるということも確認できました。ぜひ力を入れてやっていただきたいという具合に申し上げておきます。  それでは次に、②の子供への読書を推進するために何を具体的にしていくのか、その辺について伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  子供の読書活動の推進につきましては、子供の読書活動を深める機会の提供、充実、子供の読書活動をみんなで支える読書環境の整備、充実、子供の読書活動に関する情報の普及、啓発を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 再質問の①です。  印西市子ども読書活動推進計画には、様々な取組について記載があります。ただし、努力規定が多いのです。この計画の推進に当たって、誰が中心的な役割を持って企画、そして事業実施していくのか、その点について伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。
    ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  事業につきましては、各部署において企画立案を行い、実施しておりますが、印西市子どもの読書活動推進計画については、教育部生涯学習課及び図書館により推進しているものでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 生涯学習課は、読書に限らず多岐にわたる所管事務があるわけです。子供たちの読書活動の重要性を上げているわけです、印西市教育委員会は。であるならば、恵庭市のように読書推進課のような読書活動に専従できるような課がこれ必要ではないかという具合に考えています。ぜひ検討していただきたいと申し上げておきます。  それでは、次の再質問、②ですけれども、子供の読書を推進する現場である学校図書館、担当者会議、それから学校司書連絡会を開催して情報交換をしているということですが、それぞれの構成と開催回数はどうでしょうか。また、会議の情報交換の内容はどのようなものでしょうか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  学校図書館担当者会議につきましては、学校図書館教育担当教諭、学校司書、教育センターの職員で構成され、図書館司書も出席しております。開催回数は年1回、学校司書連絡会につきましては、学校司書、図書館司書、担当教諭等で構成され、令和4年度では11回の開催予定でございます。また、会議等では図書館を活用する調べ学習、宮下文庫、人気のある本などについての情報交換を行いました。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 前計画、いわゆる第3次の計画期間中では、学校図書館担当者会議、これ年2回行っていたとあります。答弁では、回数を減らしたようです、1回という答弁だったので、読書指導の充実を目指すという現在の計画と矛盾があるのではないですかと、もっと熱心に力を入れてやるべきではないかということを申し上げておきます。  それでは、次の再質問③ですが、より現場に近い学校図書館司書連絡会、これで情報交換をしているということは理解したのですけれども、連絡会の会議の様子が分かる、そうした記録というものは存在しているのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  会議録という形態ではございませんが、情報交換した内容を記録して残しております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) ここから私の考え方なのですけれども、普通会議では現状と課題を確認して今後の取組を考えていくということ、そして目標を達成するためのPDCAサイクルを推進するための情報共有や話合いがされるのではと私は考えております。そうしたことから、何が話題に上って、どうしていこうとしているのかなどの会議の内容は、後々履歴、あるいは記録として残すべきではないかと思います。するべきだと私は思っています。そして、学校司書連絡会が子供の読書活動を推進するために機能するプラットホームであるという位置づけにして、子供たちの読書活動の推進をするということをしっかりと担っていただくということがこれ必要ではないでしょうか。ぜひ考えていただきたいと申し上げておきます。  また、そうしたことを考えるのであれば、急増している子供たちの読書活動を推進するためには、せめて1校に1人の学校司書を置くなど、力を入れた取組はこれ必要ではないでしょうか。まさに今子供たちがたくさんいる中で、増えている中で今こそそうした取組をしっかりと素早くやる必要があるのではないかということを申し上げておきます。  それでは、次の(3)の指定管理者導入に関する調査研究についての①、調査研究の進捗状況について伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  進捗状況につきましては、他市の状況把握に努めているところであり、令和4年11月8日に開催いたしました図書館協議会に印西市立図書館の運営の在り方について諮問したところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 再質問の①です。  図書館協議会に印西市の図書館の運営の在り方について諮問したという答弁です。運営の在り方ということは、指定管理者ありきではなくて直営も含めた諮問であるという理解でよろしいのでしょうか。そうでなければならないと私は考えていますが、いかがでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えいたします。  議員のお考えのとおり、指定管理者制度導入ありきではなく、直営も含めた諮問でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 指定管理者制度の導入ありきではないということが確認できました。導入するかしないかも含めて、諮問の内容に入っているという具合に理解をいたしました。  それでは、②の調査研究、それはどの時点で完結するのでしょうか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  指定管理者制度につきましては、図書館協議会と情報を共有し、意見も伺いながら進めていきたいと考えておりますので、調査研究の完結の時期につきましては図書館協議会からの答申がいただける時期と、このように考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 図書館協議会に諮問している市においても、並行して進めていくということで理解をしました。  それでは、調査研究についてはこの後質問項目の3で質問しますので、聞いていただきたいと思います。それでは、再質問の②ですけれども、図書館サービス計画というのは、指定管理導入に関する諮問の答申がどの時点で上がってくるかは分かりませんけれども、普通だったら指定管理導入に関する諮問の答申が、その内容が図書館サービス計画の中に織り込むということになるのだろうなと私は理解しているのですが、その辺について市の考えはいかがでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えいたします。  答申につきましては、印西市の図書館運営についての貴重な意見と考えておりますので、策定予定のサービス計画に反映してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) それでは、大きい項目の2のインボイス制度導入に対する市の対応についての(1)、公益社団法人印西市シルバー人材センターの対応についての①です。零細個人事業主に対する対応、これはどのようになっているでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  公益社団法人印西市シルバー人材センターに確認いたしましたところ、個人事業主であるシルバー人材センターの会員に対しまして、インボイス制度について会報やチラシで周知しているほか、個別相談にも対応しているとのことでございました。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 会員は、印西市民であって、そしてシルバー人材センターには市から補助金が出ています。その辺の対応についてはどうなっているか、随時私は確認していく必要があるのだろうという具合に考えております。シルバー人材センターの会員は、今まで非課税業者の中でも零細の極みといいますか、それに類する事業者になるわけです。普通に考えたら登録することに利益がないと私は考えていますし、そう考える方が多いのではないかと思います。インボイス制度における適格請求書発行事業者の登録締切りというのが令和5年3月31日で、あと4か月を切っている状況です。会員に不利益にならないように、改めて会員に対して説明をしてもらえるようにシルバー人材センターに求めることが必要ではないかと私は考えています。どうも激変緩和措置も議論されているようなので、その辺について確定ではなくてもそうした議論がされているというようなことも含めて、会員の方に対して説明、案内をしていくということが必要だと思います。市からのプッシュというのは考えているでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  会員の不利益にならないよう、激変緩和措置の動向にも注視しながら、会員に対しまして十分に説明など対応をするよう、シルバー人材センターへ引き続き働きかけてまいりたいと考えております。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 印西市シルバー人材センターの会員は、個人事業主といってもごくごく零細事業主ということになります。本人が個人事業主だという自覚がないかもしれません。そこは、ちょっと問題なのですけれども、少ない売上げから1割を納税しなければならないわけで、インボイス制度は大変な負担になるということがこれ予想されます。激変緩和措置ができたとしても、一定の期間があって、その期間が終われば1割に戻るわけです。消費税率が上がれば、その分また減収になります。そして、値上げをしてくれというような環境にはないと思います。登録の事務手続等、これもまた消費税の申告等が関わってきます。そういうことを勘案した場合、登録することに何のメリットもないと私は個人的に思います。とにかく会員に不利益にならないように、シルバー人材センターを通じて会員の皆様に促していただきたい、そのように思っています。  それでは、②の会員に適格請求書発行登録事業者の未登録者が多い場合の影響について、多分ほとんどの方が未登録になるのではないかと私は予想しておりますけれども、その辺の影響についてどのように考えているでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  会員が自ら適格請求書発行登録事業者とならない場合は、シルバー人材センターは仕入れ税額控除を行うことができなくなり、新たな経費負担の発生が想定されますことから、発注者がシルバー人材センターへの業務を依頼する場合の料金が増額となる予定と伺っております。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 再質問の①ですけれども、今答弁で料金が増額になる予定と伺っているということだったのですが、その影響、市も発注しています。その辺のところの市の影響について、市はどのように思料しているでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 富澤福祉部長。 ◎福祉部長(富澤実) お答えいたします。  市といたしましては、シルバー人材センターがインボイス制度に対応した価格を提示していますことから、これを踏まえまして令和5年度当初予算を計上しているところでございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 今の答弁ですと、いわゆる料金の値上げがあるだろうということで、それは令和5年度中の当初予算に反映させていくよという考えでいるということを理解しました。事業者によっては違うところに頼むよということもあり得るのだと思います。民間の場合には結構シビアに消費税の負担をどうするかということを考えていますので、だったら違う人に頼むよとか、違うところから購入するよみたいな形のものが発生するという危惧が結構マスコミ等でも言われています。その辺シルバー人材センターに登録している会員の方たちの不利益にならないように、しっかりと、その影響がシルバー人材センターに来て、その影響が印西市の一般会計の、あるいは特会の中で負担がかかってくるという、インボイスの影響といえばこういうことかなという具合に理解しております。  それでは、(2)の適格請求書発行事業者の登録についての①です。市は、全会計において登録をこれ済ませているのでしょうか。その辺を伺います。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えをいたします。  インボイス制度の導入に伴い、民間事業者だけでなく、本市も含めた地方公共団体においても必要により会計ごとに事業者としての登録が必要となってまいります。現在水道事業及び下水道事業の企業会計では既に登録を済ませており、一般会計及び特別会計につきましても登録に向けた準備を進めているところでございます。また、請求書様式や会計システム等の改修を含め、令和5年10月1日の施行に向け、事業者に不利益が生じることのないよう準備を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 地方公共団体の一般会計に係る業務として行う事業については、消費税法によって課税売上げに対する消費税額と課税仕入れ額等に対する消費税を同額とみなすということで今まで来たわけです。そして、一般会計については消費税の申告義務、これ市にはありませんけれども、地方公共団体の一般会計から課税仕入れを行う事業者が仕入れ税額の控除を受けたいわけです。そのためには市もインボイス制度の登録をしなければいけない、そういう対応をするように、これは総務省からの通知も出ています。課税仕入れを行っている事業者にぜひ不利益が被らないように登録を速やかに済ませていただきたいと申し上げておきます。  ②の特別会計及び事業会計においては、適格請求書発行登録事業者以外の事業者に対して、つまりインボイスの登録をしなかった事業者、それに対しての購入、または事業発注をどのようにしていくのでしょうか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えを申し上げます。  適格請求書発行登録を行っていない事業所を入札に参加させないことは、国の通知により適当ではないとされております。したがいまして、適格請求書発行登録を行っていない事業者の入札参加につきましても支障がないものと認識しておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 適格請求書発行登録事業者以外の事業者というのは、恐らく零細な事業者が多いということはこれ予想されています。今入札関係の答弁をされましたけれども、入札に参加するかどうかというのはかなり少ない事業者なのかなという具合には推察しています。いずれにしましても民間事業者間では適格請求書発行登録事業者以外の事業者に対しての購入、あるいは発注の抑制がかかるのではないかと。つまり自身が税控除を受けられないわけです。値上げもできませんという話になってくると、当然登録事業者から購入をしたり、事業の発注ということが行われるわけです。そういうことは今の答弁で、市においてはそのようなことは起こらないということを理解しました。  それから、これはちょっと余談になりますけれども、意外と気づいていないのが農業従事者です。自分は、課税業者でないと思っている方が結構いると思うのですが、自身が購入する燃料代であるとか、あるいは様々な肥料を購入したりすると消費税を払っているわけです。ですが、例えばお米を売ったときに消費税という感覚がなく多分取引をしていたのではないかと私は推察しているのです。ただし、今度は相手先が課税業者でインボイスの登録をしているということになると、その事業者はインボイスの登録をしていない農家からお米なりを買ったときに税額控除できないのです。ということは、プッシュがかかってくるのかなと。そうすると、納税のための細かい事務であるとか納税行為というのが発生していきます。その辺のところは、あつれきが生まれてくるのかなと、意外とそういうところを見過ごしている方たちもいるのではないかなと心配しているところです。これについては私の意見なので。  それでは、次の大きい項目の3です。市の行っている調査研究についての(1)です。調査研究の流れについての①、調査研究事項の選択についてはどのようにしているでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  市が行います調査研究事項につきましては、その多くは議会をはじめ、審議会、市民アンケート、市民の皆様からの相談、要望などの様々なご意見やご提案を市の政策及び施策等に反映していく中での基礎資料とするなど、比較的初期の段階において行うものと認識をしております。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 今基礎資料などの初期段階において行うとの答弁がありました。場合によっては、深掘りをしていくということもこれあるわけです。その辺について伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  市の政策及び施策に反映していく過程での調査研究につきましては、基礎資料などの初期段階のもののほかにも多角的な視点でのさらなる調査研究が必要となった場合等には、より掘り下げて行うものもございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) それでは、②の、これは結構想像がつくのですけれども、どのような手段で調査研究をしているのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  調査研究の手法といたしましては、まずはインターネット等による先進事例の情報収集を行いますとともに、関係機関への電話やメールでの問合せや対面による聞き取りなどを進めまして、さらに専門性が必要な場合には外部業者へ業務を委託するなど、様々な手段を講じまして調査研究を行っているところでございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 次の再質問はありませんけれども、今の答弁で調査研究を様々な方法でしているということがこれ確認できました。  それでは、③のその調査研究をした結果としてのレポート、これを作成しているでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えいたします。  レポートの作成につきましては、軽易なものについては要点筆記や関連資料を添付し、所属長へ報告を行っております。また、重要事項につきましては検討状況や結果を報告書をなどに取りまとめ、必要に応じた決裁権者に事務決裁を受けております。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 再質問の①です。  重要事項においては、検討状況や結果を報告書等に取りまとめるという答弁がありました。事務決裁を受けたもの、受けなかった、これらは公文書に当たるでしょうか。確認をします。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  公文書の定義を申し上げますと、印西市情報公開条例により職員が職務上作成し、または取得した文書であって組織的に用いるものとして保有しているもの、このように定められておりますので、事務決裁が終了しているか否かを問わず、公文書として取り扱うものと認識をしております。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 再質問の②です。  軽易なものについては、要点記録や関係資料を添付して所属長へ報告しているという答弁がありましたが、これは組織的に用いるものとして保有するものに当たるか、つまり公文書になるのか、もう一度確認のために伺います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  基本的には、職員が作成、または取得した要点記録や関連する資料につきましては、組織的に用いるものとして保有しておりますので、開示請求の対象となる公文書として取り扱うものと認識をしております。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 今開示請求できるような状態でということで、これは後で聞く、いわゆるレポートの可視化についての答弁に一部入ってしまったのですけれども、それは後で聞くとして、それでは④の質問ですけれども、調査研究の結果というのは、つまりレポートというのは、課内、または部内でこれ共有できているのでしょうか。しっかりとその調査研究したものについては、その課内あるいは部内で共有して、全ての職員が同じ情報を所持しているという理解でよいのかどうか、その辺について確認をしたいと思います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  調査研究の結果につきましては、庁内イントラやタブレット端末のグループウエアなどを活用いたしまして、部署内はもとよりほかの部署間においても必要に応じた情報共有を図っているところでございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) それでは、共有ができているということなのですが、その情報共有が必要かどうかの判断というのは、これは誰がするのでしょうか。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  情報交流、情報共有の手法といたしましては、過去に起きた事実を共有するための報告、また制度や事柄の変化を共有するための連絡、そして発生した問題等を共有するための相談、いわゆるホウレンソウが基本となっておりますが、こちらは全職員において日頃から心がけるよう徹底を図っているところでございます。また、特に重要となる事項については、所属長など業務命令を行った者が判断しているところでございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 次の質問ですけれども、今答弁では所属長等の業務命令を行った者の判断との答弁がありました。そして、特に基準はなく、所属長等の業務命令を行った者の判断という、その人によるという理解でよろしいのかどうか、そこを伺いたいと思います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  調査研究の結果などについて、他部署と情報共有を図る判断につきましては定められた基準等はございません。したがいまして、所属長において適宜判断をし、実践されているものと認識しております。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 他部署との情報共有については、適宜所属長等の判断で実施しているとのことでした。では、他部署とのという枕言葉がありましたけれども、課内においてはこれは情報共有ができているのだなという具合に理解をいたしました。  それでは、⑤の調査研究のレポートの可視化について伺いたいと思います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  調査研究につきましては、課題等の意思決定に必要な資料を取りまとめる前段階の作業でありますことから、その情報の取扱いについては市の情報公開条例において慎重に取り扱っているところでございます。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 市の情報公開条例において慎重に取り扱っているとの答弁です。公文書であるというわけですから、情報公開条例に基づき公開されるという理解でよろしいのかどうか。これ当たり前のことなのですけれども、先ほど③の再質問、②の答弁中に開示請求の対象となるとの答弁がありました。改めて再確認をしたいと思います。 ○議長(中澤俊介) 岩﨑総務部長。 ◎総務部長(岩﨑博司) お答えをいたします。  市が保有いたします公文書につきましては、開示請求の対象となっておりますが、こちらにつきましては条例の規定に従いまして個々具体的な確認をし、開示等の決定を行うこととなっております。 ○議長(中澤俊介) 12番、海老原作一議員。 ◆12番(海老原作一) 定例会における一般質問、あるいは代表質問の中で調査研究というフレーズが多々出てきて、ひょっとすると議論を終了させるためのフレーズではないかという具合に感じるところも少しあったものですから、このような質問をさせていただきました。今答弁の中では、組織的に用いるものとして保有しているものは公文書であり、開示請求ができるということで、可視化されているということで私は理解し、私が感じたことはちょっと違っていたのだということを反省しております。  以上をもちまして私の個人質問を終了いたします。 ○議長(中澤俊介) これで海老原作一議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。  ここで休憩したいと思います。午後2時15分まで休憩します。    休憩  午後1時51分    再開  午後2時15分 ○議長(中澤俊介) 再開します。  休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き個人質問を行います。  11番、岩崎成子議員の発言を許します。  質問方式は一問一答です。  11番、岩崎成子議員。    〔11番、登壇〕 ◆11番(岩崎成子) 皆様、こんにちは。11番、岩崎成子でございます。令和4年第4回印西市議会定例会一般質問の最後の質問者になりました。お疲れとは思いますが、いましばらくお付き合いいただければ幸いです。  それでは、令和4年第4回定例会におきまして、通告に基づき一問一答方式で質問を行ってまいりますので、執行部の皆様の簡潔明瞭な答弁を求めます。それでは、早速質問に入ります。1、通学路の交通安全対策について。(1)、危険箇所への対応はどのように進めているのかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  通学路におきましては、学校から報告のあった改善要望について毎月開催しております。通学路安全対策検討連絡協議会において、関係各課や警察等と対応を協議し、改善策についても検討をしております。これを受けて施設整備等の対応が必要な箇所につきましては、担当課による対応や警察、あるいは千葉県印旛土木事務所への要望を行っているところでございます。  以上でございます。
    ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 再質問です。  通学路安全対策検討連絡協議会が毎月開催されているようだが、連絡協議会での検討はどのようなメンバーで行われているのかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  市の関係課として建設課、土木管理課、市民活動推進課、指導課、その他の関係機関といたしまして、千葉県印旛土木事務所、印西警察署交通課及び生活安全課、通学路安全対策アドバイザーの各担当者において検討しているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) ここで、保護者からの声を紹介させていただきます。小学校のお子様がいる保護者の方から、通学路で危険な箇所があるので、対応してほしいとの声がありました。早速保護者の方と一緒に現地を確認、保護者からの危険箇所を改善してほしい旨の要望書を教育委員会にお届けしました。そこで伺います。保護者の方からいただいた要望書への対応は、どのように行っているのかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  いただきました要望につきましては、協議会での検討後、その結果を要望された方にお知らせしているところでございます。連絡手段といたしましては、学校を通しての要望については校長会議での資料等で、また市民からの要望についてはメールや電話での回答が主なものとなっております。なお、対策が終了した箇所につきましては年度末に取りまとめ、市ホームページで公開をしております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 危険箇所への対応を通学路安全対策検討連絡協議会で協議し、改善を検討しているようだが、学校や市民からの要望を受けて改善された事例はどのようなものがあるか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  最近の事例でお示ししますと、滝野小学校区の市道滝1229号線におきまして、登下校時の児童の安全確保のための横断歩道の設置要望を受け、8月に警察により横断歩道が新設されております。また、平賀小学校区の市道山田・平賀線におきまして、自動車の通行による危険への対策要望を受け、9月に市民活動推進課により運転者への注意喚起を促す看板が設置されております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 児童生徒の通学路の安全を心配する地域の方からの声を2点ほど紹介いたします。まず、印旛中学校への通学路で学校の周辺道路のセンターライン等の白線が見えない状況になっている。2年ほど前に市の方に補修等の改善を依頼したが、改善が見られない。子供たちが事故に遭わないかと心配している。どうなっているのか確認してほしいとの声、この点についての見解を伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  議員ご指摘の箇所につきましては、教育委員会といたしましては通学路の改善要望としての依頼を承っていなかったようでございますが、印旛中学校の西側市道につきましては、学校付近のセンターライン及び外側線の再塗装が完了しております。そのほかの箇所につきましては、担当課において対策が計画されているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) もう一点ですが、農産物直売所グリーブさんの横の横断歩道の白線が消えかかっている。市当局は、現場を確認できているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  ご指摘の箇所につきましては、現地の状況によりまして今後通学路安全対策検討連絡協議会において対応を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 通学路の危険箇所への対応をお聞きしたところ、現地を確認後、通学路安全対策検討連絡協議会で対応を協議し、すぐに対応できるものから対応しているとお聞きし、安心しました。地域の皆様は、児童生徒が安心、安全で通学するために見守り、危険箇所があった場合は改善するように要望してくれます。大変ありがたいことだと思います。今後も市当局には皆様の声をお聞きしながら、通学路の危険箇所への対応を迅速に取り組んでいただきたいと申し上げ、次の質問に入ります。  2、複合施設である印旛支所、ふれあいセンターいんばの大規模改修工事について。(1)、令和4年度から進めている印旛支所の大規模改修工事の進捗状況について伺います。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えいたします。  印旛支所は、令和4年度で築19年が経過しており、設備等の老朽化が進んでいることや防災拠点としての機能も有していることから、印西市公共施設長寿命化計画目標使用年数に基づき保全改修を実施いたします。つきましては、機能回復及び市民の皆様に安全で利用しやすい施設となるように、現在、基本設計業務を行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 再質問です。  今のご答弁で機能回復及び市民の皆様に安全で利用しやすい施設となるよう現在基本設計業務を行っているようだが、内容について伺います。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  基本設計業務の内容でございますが、機能回復を目的とします保全改修工事の内容、誰もが利用しやすい施設とするためのユニバーサルデザイン化、環境負荷低減を考慮しての再生可能エネルギーの導入、改修工事中の事業継続などにつきまして総合的に調査、検討し、改修工事に向けた具体案の作成を行っておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 次に、(2)、印旛公民館との複合化が検討されている印旛支所について。老朽化が進んでいる印旛公民館は、印西市公共施設適正配置アクションプランにおいて2026年度までに印旛支所との複合化の検討を計画しているが、公民館を利用している団体にはどのような説明をしているのかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 吉林市民部長。 ◎市民部長(吉林由美子) お答えいたします。  ふれあいセンターいんばの大規模改修工事に併せまして、印旛公民館との複合化を検討しております。なお、印旛公民館利用サークル協議会には印旛支所との複合化を検討中であると説明されていることを確認してございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 再質問です。  印旛公民館の利用サークル協議会に印旛支所との複合化を検討中であるとの説明を行っているようだが、複合化の計画に対するご意見等はあったかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  印旛支所との複合化に当たり、印旛公民館利用サークル協議会からの意見といたしましては、卓球などの軽スポーツや太鼓の練習ができる施設の設置要望などがございました。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 再質問です。  私のほうに届いているご意見を紹介させていただきたいと思います。公民館で実施されてきた健康増進のためのスポーツや生涯学習、地域の活動ができる施設であってほしい、多くの市民が集える施設であってほしいとの声があります。市民の皆様にお聞きして、私からの提言です。印旛公民館は、生涯学習、文化、芸術活動、地域づくりの拠点として各種事業、行事を実施しています。また、地域の拠点として重要な役割を担っています。複合化の計画を進めていく上で、公民館の役割等を十分考慮して進めていくことが重要と考えます。私からの提言についてのご見解を伺います。 ○議長(中澤俊介) 土屋教育部長。 ◎教育部長(土屋茂巳) お答えをいたします。  議員ご提案の件も含めまして、印旛公民館の役割などを十分に考慮して複合化の計画を検討してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 複合化の計画を進めていく上で大切なことは、地域の皆様の声をお聞きすることだと思います。皆様に喜んでいただける施設ができることに期待しております。  それでは次、3、印旛中央土地区画整理事業について。(1)、進捗状況についてを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  現在組合設立に向けて必要となる事業計画書案の策定及び都市計画道路の変更手続などについて、千葉県をはじめとする関係機関との協議を進めている状況でございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 再質問です。  組合設立に向けて必要となる事業計画案の策定を進めているようだが、内容についてを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  事業計画案の内容につきましては、令和3年第3回議会の一般質問においてお答えいたしました事業計画の素案の内容を精査したもので、土地区画整理法に基づき組合設立認可を申請する際に添付することとされております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 都市計画道路の変更手続などを進めているようだが、内容についてを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  都市計画道路の変更につきましては、印旛中央土地区画整理事業発起人会が計画する土地利用に合わせ、道路の計画変更などを行うもので、現在千葉県や関係機関と協議を進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 令和元年度から3年度に実施された環境影響評価の結果を受け、事業に対する影響はどうか、伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  令和元年度より着手しております環境影響評価の現地調査では、貴重種とされておりますサシバ、フクロウなどの生息が確認されたところでございます。今後は、調査結果を基にこれら貴重種への配慮について千葉県と協議を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 貴重種の生息が確認され、印旛中央土地区画整理事業が遅延することを心配しているが、その点についての見解を伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  先ほど答弁申し上げたとおり、環境影響評価の現地調査において貴重種が確認されたところでございますが、環境保全の措置を講じるとともに、土地区画整理事業が進められるよう千葉県と協議してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 貴重種については、今ご答弁のとおり、環境保全の措置を講じて土地区画整理事業が進められるよう千葉県と協議をしていくとの答弁をお聞きして安心したところでございます。  次に、印旛中央土地区画整理事業の進捗は、今後の印西市の発展のために大きな役割を担っていくと私は考えます。なぜならば、市街化区域としての100ヘクタールの土地活用を考えると、企業誘致、自然環境を生かしたまちづくり等、この事業を進めることにより印西市の魅力を求めて人々が集う印西の未来像が期待できると考えます。私の考えについての見解を伺います。 ○議長(中澤俊介) 板倉市長。 ◎市長(板倉正直) お答えいたします。  印旛中央地区は、首都圏や成田国際空港に対してアクセス性がよいことや強固な地盤による安全性など地理的優位性に優れ、将来的に様々なポテンシャルを秘めている事業であることは私も同じ思いでございます。今後とも印旛中央土地区画整理事業発起人会と連携、協力を図りながら、印旛中央地区の早期事業化に努めてまいりたいと、このように考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) ただいま市長の印旛中央地区への熱い思いをお聞きして、大変うれしく思います。印西市のリーダーとして印旛中央土地区画整理事業の早期事業化を目指し、進めていっていただきたいと申し上げ、次の質問に入ります。  4、公共交通の充実について。(1)、公共交通不便地域への対応策について伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  公共交通不便地域の対策といたしましては、印西市地域公共交通計画に記載してございますが、今後公共交通不便地域対応指針を策定し、可能な限りその解消に努めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 再質問です。  令和3年3月に策定された印西市地域公共交通計画において、公共交通不便地域への対応として指針となる公共交通不便地域対応指針を策定するとのことだが、策定の進捗状況について伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  公共交通不便地域対応指針につきましては、令和5年度の策定に向け、他市町村の事例研究を行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 印西市地域公共交通計画で、交通不便地域が市内で印西地区3か所、本埜地区1か所、印旛地区6か所、計10か所のところ、令和7年度までに5か所に減らしていきたいとのことだが、どのような対応をして減らしていくのかを具体的に伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  交通不便地域における共通した懸案事項としましては、道路の幅が狭い、いわゆる狭隘道路の問題がございますので、その対策といたしまして運行バスの小型化などについて検討し、交通不便地域の解消に努めてまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 次に、現在実証運行している乗り合いタクシー、スワン号についての現状及び乗車しない理由についてを伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えを申し上げます。  スワン号につきましては、令和3年度の乗車延べ人数は399人、1日当たり1.1人のご利用となっております。乗車しない理由といたしましては、事前に電話予約をする手間がかかること、自宅と乗降場所が離れているため利用がしづらいと伺っておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 現在実証運行している乗り合いタクシー、スワン号の運行の検証について伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  スワン号の運行の検証につきましては、本埜第二小学校周辺地域対策分科会及び印西市地域公共交通会議において、見直しに向けて利用者数や移動の傾向について報告し、ご意見を伺っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) スワン号のドア・ツー・ドアを令和5年度以降に実施の予定だが、準備が進んでいるのかどうか伺います。 ○議長(中澤俊介) 小林企画財政部長。 ◎企画財政部長小林正博) お答えをいたします。  スワン号のドア・ツー・ドアにつきましては、ただいま令和5年度内での実施に向けまして運行事業者及び関係機関と調整等を図っておるところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 令和5年度内での実施に向けて調整を図っているとお聞きし、スワン号のドア・ツー・ドアの運行に期待しているところでございます。ドア・ツー・ドアの運行は、交通の不便地域への対策として有効な施策であると考えます。交通不便地域にお住まいの高齢者の方から、自動車免許証の返納により買物等不便で困っているとの声があります。交通弱者救済のため、公共交通不便地域への対応は早急に進めていただくよう申し上げ、次の質問に入ります。  5、公園・緑地の管理について。(1)、公園の維持管理はどのように行っているかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  公園の維持管理につきましては、公園利用者が快適かつ安全で安心して利用いただけますよう、公園管理委託により公園施設の目視点検、園内のごみ拾い、園内の清掃、中低木の刈り込み、高木の剪定、草刈り、芝刈りを行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 再質問です。  事業者に公園管理を依頼しているが、公園の遊具は誰が点検を行っているか伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  公園の遊具点検につきましては、職員及び公園管理委託による目視点検をそれぞれ月1回実施しておりまして、専門業者による定期点検は年1回行っているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 公園の遊具点検は、職員及び公園管理委託にある目視の点検をそれぞれ月1回実施している、また専門業者による定期点検を年1回行っているとしてお聞きして、安心いたしました。公園の遊具は小さいお子様が使用します。これからも安心、安全のための点検を継続して実施していただきたいと思います。  それでは、(2)、緑地の維持管理はどのように行っているのか伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  緑地の維持管理につきましては、公園管理委託により、公園、車道及び歩道に隣接する緑地において、防犯面や交通安全を考慮した見通しの確保のため、樹木の剪定及び草刈りなどを行っているところでございます。  以上でございます。
    ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 再質問です。  緑地の維持管理については、市民の方から樹木剪定等の要望があった場合の対応についてを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  緑地に関しましては、良好な状態での保全に努めているところでございますが、剪定等の要望があった場合につきましては、要望の内容を現地で確認し、状況に応じまして職員及び公園管理委託により対応をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) ご要望をいただいた市民の方への説明及び回答は、どのように行っているのかを伺います。 ○議長(中澤俊介) 櫻井都市建設部長。 ◎都市建設部長(櫻井敦) お答えいたします。  市民の方からいただいた要望につきましては、職員が市民の方と電話や現地で内容を確認いたしまして、その対応について現地で説明をするか、後日電話、またはメール等により回答をしているところでございます。以上でございます。 ○議長(中澤俊介) 11番、岩崎成子議員。 ◆11番(岩崎成子) 市民の方からいただいたご要望に対しては、現地で説明するか、後日電話、メール等により回答しているとのこと。市民からの要望の中では、すぐ対応できるもの、時間がかかるもの、いろいろあると思いますが、今後とも市民の方への説明及び回答は丁寧に行っていただきたいと申し上げ、私の一般質問を終わりといたします。 ○議長(中澤俊介) これで岩崎成子議員の個人質問を終わります。  自席にお戻りください。                        〇 △休会の件 ○議長(中澤俊介) 日程第3、休会の件を議題とします。  お諮りします。12月7日から18日までの12日間は、常任委員会の開催、議案自宅審査及び会議規則第10条第1項の規定により休会にしたいと思います。これにご異議ございませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(中澤俊介) 異議なしと認めます。  したがって、12月7日から18日までの12日間は、常任委員会の開催、議案自宅審査及び会議規則第10条第1項の規定により休会することに決定しました。                        〇 △散会の宣告 ○議長(中澤俊介) 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれで散会します。  なお、12月19日は午前10時に会議を開きますので、よろしくお願いいたします。  お疲れさまでした。    散会  午後2時49分...